バイナリーオプションでスキャルピングする

バイナリーオプションを利用してスキャルピングを効率化する考え方

バイナリーオプションを利用してスキャルピングを効率化する考え方などを解説しました。今回は「トレードノート」の重要性や書き方について、ご紹介させていただきたいと思います。

 

トレードノートが重要といわれる理由
バイナリーオプションを学ぶ過程で頻繁にトレードノートという言葉を見聞きするかと思います。しかし、私か知る限り実際にしっかりとトレードノートを書かれている方は少数であり、さらにその後のトレードに活用できている方は極めて一部に限定されます。

 

相場で何より糧となるのが「経験」であることを考えると、これは実にもったいないことです。勝ち続けているトレーダーの多くは日々のトレードをしっかり記録しています。勝っているトレーダーと負けているトレーダーは何か違うのか?理由はたくさんありますが、トードノートはその中でも代表的なものの一つだといえます。

 

トレードノートが重要だといわれる理由は大きく分けて二つあります。一つは感情や思い込みなどによる偏りをなくすための「バイアス抑制効果」、もう一つはミストレードや優位性の低いトレードを減らして、優位性の高いトレードを繰り返し実行するための「警戒と再現性(検証効果含む)」です。

 

バイアスの抑制
人は普段の生活でも強い感情が生まれた場面ほど記憶として残りやすいものです。これをバイナリーオプションに置き換えると、「大きく勝ったとき」や「大きく負けたとき」になります。勝ったときや負けたときの記憶は、バイナリーオプションを続けていく上で警戒や再現性につながるとても大切なこ
とではありますが、一方で人の記憶は強い感情を伴うと間違った事象や意識を重ねてしまい、事実の根幹を無視して記憶してしまうこともあります。

 

例えば、記憶に強く残る大勝や大敗が実は突発的なヘッドラインなどによる偶然であったとしても、その後の相場で一部分の状況が似通っただけで過去の記憶がよみがえり、「興奮」や「恐怖心」などから冷静な判断が難しくなるケースもあります。とはいえ、自分の大切なお金が増えたり減ったりする相場の世界で、感情の起伏を抑えるのは簡単なことではありません。

 

そこでトレードノートに記録して相場から一歩離れ、冷静になったときに振り返ることができれば、客観的な視点でトレードに不要な感情や思い込みなどを排除したトレード分析が可能となり、記憶を正しく修正できます。

 

警戒と再現性
相場は日々変化しており、トレーダーは手法やルールの調整を続けなければいけません。また、自身の苦手なパターンでの負けを減らし、得意なパターンでの勝ちを増やす必要があります。頭では理解しているつもりでも、先ほど述べたように人の記憶には曖昧な部分があるので、一次的な記憶だけでは手法やルールの調整に不可欠な変化への対応がおろそかになります。

 

さらに、トレードの優位性を具体化したり確認したりすることが難しくなってしまいます。曖昧な記憶に頼らず、しっかりと記録を振り返ることで、それまで見えなかったことがたくさん発見でき、次のトレードに役立てることができま
す!

 

トレードノートに書くべき項目とは
トレードノートを書く理由は、成績の確認や集計のためではありません。大切なのはただ一つ、「今後の糧になるように書く」ことです。以上を踏まえて自分自身の手法やルールに合った書き方ができれば、どのようなフォーマットでも問題ありませんが、ここでは私自身が特に有効性を感じる項目をご紹介します。

 

【基本事項】
日時・通貨ペアーロット数・短期足トレンド方向・中期足トレンド方向・長期足トレンド方向・使用しているテクニカルのサイン方向・ファンダメンタルズ的な想定方向・他通貨や他指数の方向。

 

【メンタル状況】
精神状態を冷静さや興奮、緊張具合などを基に100点満点で自己採点します。

 

【感覚的なトレードと実証的なトレード】
どちらが良いということではなく、この偏り(変化)を把握すると統計的な自己分析に役立ちます。

 

【エントリー理由・イグジット理由】
できるだけ詳細に記すことで、手法の検証や調整に役立ちます。

 

【外部状況・環境】
必ずしも必要な項目ではありませんが、状況や環境の違いによるトレードの変化が見えてきます。

 

その他、取引の前後を含めたチャート画面を画像で保存するとトレード状況が把握しやすくなります。また、それを印刷して要点を上書きすると効果が高くなります。可能な限り記憶がハッキリしているトレード中(直後)に書きましょう。取引回数が多いスキャルピングの場合には、全てのトレードを記すことは難しいので、私の場合は枠から外れたもの(ルールやミス、気になったトレードなどのみを抜粋して書きとめています。

 

トレードノートは自分だけの宝物
週末や特定の日にトレードを振り返る癖を習慣づけるようにしましょう。トレードノートがあれば全ての状況が再現できるといっても過言ではなく、繰り返すことで必ず前進できます。他人には決して教わることができないトレードの根幹がそこにあります。トレードノートは自分だけの宝物です!

 

次回は「資金を安全に効率良く運用しよう(仮)」と題しまして、限られた資金で効率良く運用するための適切なロットやバルサラ(破綻確率)などをご紹介していきたいと思います。